不要論に寛容になれない

「〇〇不要論」みたいなものが人によってかなりある。 日頃から気にしていなければ自分にかなり強いそれがあると自覚出来ないものじゃないだろうか。少なくとも「この人は世界の中で自分の匙によるウェイトが凄まじくデカいんだな」と思って聞いているし、「不要…

最高の触り心地についてひたすら喋る

色んなものの触り心地とサウンドの組み合わせというのが好きだ 「安心毛布」というんだっけか、そういうの なんとなく今日はわたしが日常で「お!これは!安心毛布だ!」と思う手触りのものを書いてみようと思う 一番理解して貰えそうなのがめちゃくちゃヤスリを…

誕生日前前夜祭2024

誕生日って何をしていいかわからない。 厳密にはまだ誕生日でもないのだが、誕生日前最後の休みなのでほぼ誕生日と見てよいと思う。 学生の時は友人同士で誕生日が来たら祝うというのが一般的だったし親に「ケーキでも買ってきたら?」と雑に2000円を握らされ…

大人になってからのお食い初め

時々ポロリするのですが、そこそこ貧しい家庭で育った人間である。それはそういう性質というだけで「」という顔をしてほしいわけじゃない。 じゃあなにかというと、外食といえばロッテリアと稀にモスくらいしか行ったことがなく、その他どえらい金持ちの生まれ…

ネタバレ含む千年女優のレビュー

皆さん見ました???千年女優。 わたしはヒラサワから今敏を知ってパプリカ(の、狂った博士がトンチキな事いいながら飛び降りるシーンのみ知ってる)とかパーフェクトブルーしか知らんのですが、それらはいつか見たいと思ってたんですよね。 特にパプリカは筒井…

古本の価値の難しさたるや

本の価値って難しいですよね。 物の価値っていうのは、基本的にメーカーから出されて最初に売られる場面では「材料費」「加工賃」「人件費」「それぞれ関係した場所の維持費」「消費税」という肉付けで売られている。 例えばそうだな、特殊なものだと著作権の工賃が入…

めっちゃ映画鑑賞‪𝐃𝐚𝐲‬

めっちゃ映画を見た めっちゃと言っても2本だけど。 年1で映画見るかどうかという人間なので今日だけでもう今年はめっちゃ見た方。 去年はRRR見ただけだったし、おととしはジョニデ目当てでミナマタを見ただけだった。 RRRはね、面白かったですよ。 インド映…

2023年終了のお知らせ

すっかり年末ですね 「盆と正月がいっぺんにくる」という言葉がガチャガチャしてて好きなんだけど、クリスマスから年末年始にかけての高揚感はこれに近いような気がします クリスマス市に何度か行ったけど結局今年はサンタさんに会えず、クリスマスが始まった…

接着剤のすゝめ

皆さん、接着剤使ってますか? 多分わたしは色々な工作に触れてきたので接着剤について少しは詳しいです。少しはね。 なのでこれにはこれだろ、というコスパが良い接着剤をまとめてみようかと思う。 ▧紙同士の接着 手でたわませられるくらいの薄い紙同士なら…

肉を焼くやつ始めました

今日からスマホアプリでリリースされた焼肉シミュレーターをやっている 基本プレイ無料だし、焼肉屋で肉を焼く時は他人に気を遣いつつ肉を焼くのでひたすら効率を求めてジュウジュウ出来て良い 胃が弱いので一人焼肉もファストフードと変わらない速度で終わ…

読書中断𝐓𝐮𝐞𝐬𝐝𝐚𝐲

「最高」を享受できないことに気付いた。 何を言ってんのかしらと思うだろうけども、そうだな、よく「最悪の場面で逃げ出したくなってしまう」みたいなやつあるじゃないですか。 これ以上の最悪を味わいたくなくて逃げてしまうみたいな感情だと思うんですけど、…

ゾンビ無限増殖バグ

最近他人を助けるキャパシティの限界を感じている。 というのも、周りにいる人々が「誰かのゴタゴタに関わりたくない」と「誰かに助けて欲しい」の二極化になっている。どちらでもない人間がいない。 後者は一度助けてしまうと「もっと助けてくれ!あなたはわたし…

小樽タルタルソース

代打出勤のサイレンが鳴り、準備をしたところでやはり休みになったので小樽に行ってきた。 札幌からJR片道750円で小樽に行けるということはとても良い。なんせ地元に帰る時は片道5000円(バス)~10000円(JR)するので、そこそこの非日常をこんなに格安で味わえ…

森博嗣の「少し変わった子、あります」をどうしても読んでほしいというプレゼン

森博嗣の「少し変わった子、あります」を読んだことがあるだろうか。 ちなみに当店には在庫がないよ。ないのにおすすめなんです。読んでほしいんです。なのでプレゼンします。 森博嗣作品の中ではがっつりファンタジーに傾倒したものでもなければ、しぬほどミ…

折り鶴を折った紙をリサイクルしてもう一度折るという行為について。

ダイソーで千羽鶴がリサイクルされた折り紙を買った。 当店のレジ横に三角しおりが設置してあるのだけど、爆裂にヒマな時とかに少しずつ作ってぽいっといれていて、しかしそれでは生産スピードが間に合わないので家でいくらか作って持っていこうと思ったのだ…

夢の中コーヒースタンド

悪夢にうなされた とりあえず内容を書こうと思う リアリティがそれなりにあるので ----- わたしともう1人のバイトが客数が2~3組くらいのゆるりとした店でほぼ同時期くらいに働くことになった。ログハウスのような作りで、天井には空気をまわすファンみたいな…

傷を抉る曲たち

基本的に音楽の趣味が合う人と交際することが多い そうでない人もいるが、ほかの趣味が共通していたとしてもなにかと距離を感じやすいなあと思っている そこそこの年齢なので出会いと別れを繰り返し今は凪、というかんじだ。 しかし凪ですよという顔で世間を…

ポケットにシュルレアリスムを

マジでどうでもいい事なんですが中学の美術部で「コラージュ」をやった時に爆裂にカッターの使い方をマスターしてその時の技術だけで高文連を舐めプしていたことがある。 なんか、中学の時にやったコラージュはそれほどの魔力を持つほど面白かったのだ。 そも…

それにしか使わんシール

「それにしか使わんやろ」というシールってありますよね。 例えばシールで「DHAが豊富!」とか「糖度が高い!」とか栄養価の良さをアピールするやつ。サンマのパックにしか「DHAが豊富!」ってシールが貼られていないと、その横にある鮭の切り身やカレイはどうなんで…

三房の葡萄

久しぶりにぶどうを食べた。 かつてぶどうを食べた記憶というのは小学生の頃だった。祖母が買ってきたぶどうに「これ美味しいね」と言ったら爆裂に買ってくるようになったので最初こそ美味しく食べていたものの後半はなかば作業のように有難みもなくプチプチと…

1冊は好きな新書を己の手で掴み取りたいよね

店頭が日々それなりに忙しかったりめちゃヒマだったりするんだけど、スタッフに「おすすめの本教えてくださいよ」と言われて、「しかし君の方が読書量多いやんけ!」などとやりとりをしており「新書って誰も知見ないよね」という話になった。 確かに当店スタッフは…

アサーションやろうよ!!!

「食べ物がその人の体をつくる」と時々言うけれども、それと同じで「経験がその人の精神をつくる」と思う。 大学生の頃に学費を捻出するためにいわゆる夜の街で水商売を少しやっていたのだけど、別にわたし自体はずば抜けて綺麗だったりかわいかったりスタイルが…

ぽよ水の好きなものほぼ全部

アチ-。何も書く気がしませんが、それはそれで文章を書く習慣をなくしてしまいそうなのでもうひたすら好きなものと簡単にその理由を挙げていこうとおもう。 なんかそのくらいしか無理。アチ-からね。 ・好きな食べ物 食べ物というか、素材が好きだ。主にバジルと…

喪った夏

惰性で開け放ったままの窓から花火がちょいちょい上がっているのを聞く。 例年であれば家が近かった友達にLINEをして 「祭囃子聞こえね?」 「ね。○○で祭りやってるらしいよ。」 「あーなんかそんな旗が道に立ってたっけね」 「行く?」 「行く」 「わかった。服着る」 …

クトゥルフについて問い合わせてくれた女の子へ

気付きようがないと思うんだけれども、いつか気付いてくれたらいいなーと思って書店員に少し文を書かせてください 先日お母様といらっしゃって「クトゥルフ神話についての本ありますか?」とお問い合わせ下さってありがとうございます 実はうち(わたしの家)に1…

本に惚れる

誰かの本のラインナップに惚れるという出来事は本屋か古本屋の店員特有のものなんじゃないかと思う そうでないのなら周りに「書棚のスタメンが決まっていてスタメンではない本はすぐに処分されているため部屋が綺麗」な知り合いが多くいるとかだろうけど、それ…

香りから思い出す無人販売の思い出

シャンティブックスさんに行った。 前にも一度行ったことがあるのだが、その時はコロナ禍全盛期だったのでどこも店を閉めていて一時的に仕事がない時期だった。もはやちょっと懐かしいね。 で、買い物で暇つぶしするにも商品棚がスカスカのドラッグストアし…

本日のしあわせのねだん¥1,200-

デカいホームセンターに用があり、少し遠出をした。今回それはさして問題ではない。 それである程度用を足してさて何をするか、お腹でも満たしましょうかねとなった。しかしひとりで外に出ていたのでぐるっとフードコートをまわってみたけれどもファミレスと…

「どんな〇〇でも似合う」人

今までどんな帽子でも似合う人と、どんな眼鏡でも似合う人と、どんなTシャツでも似合う人にあったことがある。 みんなそれぞれ「あー、これならなんでも似合うんですよねー」くらいのさも当たり前のようにゆる〜いかんじで己のオールマイティな似合い度を受け…

わたしなりの「しあわせのねだん」

茂木和哉のサビ落とし ¥1,200- 店ブログで言ったようにお掃除用品を買って以来、掃除に取り憑かれている。 一人暮らしだとそこまで切迫した汚れなんかないから今更「めっちゃ汚れを落とせるなにか」について思いを馳せることがなかったからだ。 一方で唯一家…