当店のレジ横に三角しおりが設置してあるのだけど、爆裂にヒマな時とかに少しずつ作ってぽいっといれていて、しかしそれでは生産スピードが間に合わないので家でいくらか作って持っていこうと思ったのだ。
それで千羽鶴がリサイクルされた折り紙を買ったのだ。
わら半紙(小学校の頃の学級通信みたいな紙といえばわかりやすいだろうか)に粉砕された千羽鶴の切れ端が色とりどりに練り込まれている。
少し思ったんだけど、これで千羽鶴を折ったらきっとまたリサイクルされていくと思うのだがそうするとふつうの折り紙で折る千羽鶴の祈り値が100%だとして紙素材だけで見たらふつうの折り紙の含有量が25%くらいになっているので祈り値が減少している。(見た目的にも明らかに祈り値が減っている気がする)
けれども、元の折り紙に入っている祈り値が0だとして一度折ると祈り値が貯まるというものであればもともと祈り値が入っている紙がリサイクルされているわけだから+25%になるように思う(※1)。
これを折り続けていくとやがて祈り値はカンストするのかそれともゼロに近づくのか、そんなことが気になった。うまく説明できているかはわからないし、伝わらない人には伝わらない表現だとは思う。
そんで正解とかはないんだけどこのどちらとも言えない問題を「祈り値のパラドックス」と名付けたい。
※1:ちなみに学校で嫌々折らされているから祈り値が0とかいうのはないこととする