わたしはめちゃくちゃぬいぐるみが好きだ。
そこそここだわりがあって、どんなぬいぐるみでも良いわけじゃない。
例えばこんなかんじだ。
◎85~100点:いつかめちゃくちゃ買いたい憧れのやつ
・なんでそれをぬいぐるみにしようとしたの?みたいなやつ(例:石ころ、捨てられたガム、焚き火、ひらがなのぬいぐるみなど)
・jellycatのぬいぐるみ(ホタテのぬいぐるみとかゆで卵のぬいぐるみとかがある。触り心地も良いらしい。ほしい。)
・フラットアウトベアのぬいぐるみ(ぺちゃんこなくまのぬいぐるみ。かわいい。積みたい。)
◎60~84点:見たら即買いするやつ
・昭和っぽいボッソボソの触り心地のやつ(水族館でよく売ってるかわいさよりもリアリティ重視のぬいぐるみあるじゃん。あれの触り心地。)
・モフいやつ(中に低反発のタネが入ってるやつ。マシュマロなんとかとかそういう形容がつくやつ。)
・セキグチのぬいぐるみ(ぬいぐるみ好きな人は是非調べてほしい。アンパンマンとかミッフィーとかの写実的な再現が天才的なので。)
・タイニーヘッドキングダムのぬいぐるみ(Twitterでひと昔前に流行った顔が異様にちいさくて図体がドデカいぬいぐるみ。かわいい。)
・シェルダーのぬいぐるみ(ポケモンのシェルダーのぬいぐるみ。あれはキャラの再現性が良くてかつかわいい。めちゃくちゃ購入を悩んでいる。)
◎1~59点:とくに情熱を持てないやつ
・プライズ品の一般的なキャラクターのぬいぐるみ(キャラの見た目の再現性が低いものが多い気がする。コスト的に仕方ないんだろうけども。)
・弾力性がなくてパッツパツのぬいぐるみ(本当に愛せない。ごめん。)
・ぬいぐるみの顔面や姿がタイプじゃないもの(大変申し訳ありませんが、容赦なく枕にさせていただきます。)
ざっと挙げただけで結構こだわりが見えると思う。
あなたの隣のぬいぐるみ好きも多分このくらい複雑なこだわりを持っているので誕生日などに軽率に適当なぬいぐるみをプレゼントしてはならない。
ひとくちで「ぬいぐるみ好き」と言っても様々なものがあるのだ。ぬいぐるみのことを綿を布でくるんだものだと思っている人には辛いだろうがもう少し付き合ってほしい。
様々なぬいぐるみ所有者を大きく3つのパターンに分けた。
・二次元を推した末にぬいぐるみをしぬほど持ってる人
一見ぬいぐるみ好きな風に見えるかも知れないが同じぬいぐるみばかりン十個持っていたりしないだろうか。そういう人はこれだ。
ぬいぐるみの数+数の暴力で推しへの愛を示すというタイプ。ぬいぐるみそのものが爆裂に好きな訳じゃなくてあくまで推しが好き。
ぬいぐるみでなくともレアい推しグッズやそれらを収集するファイルなどをあげるのが適切だと思う。
・ぬいぐるみが家の枕元にまあまあな数ある人
寝るときちょっと寂しいので安心感がほしいタイプの人。また、ベッドで手軽にぬいぐるみに触れることから触り心地に対するこだわりを少なからず持っている。
こういう人は睡眠の質が気になっていがちなのでめぐりズムとか、ぬいぐるみの色と似た感じのふわふわなパジャマとか、サボンで人気どころのシャンプーなどを店員さんに聞きつつあげるのが適切だ。
・ぬい撮り(ぬいぐるみを色んなところに連れて行って写真あげたり)する人
これは最もこだわりが強いと個人的に思う。いつもポーチや巾着に入れるなどしてぬいぐるみを携帯していて、カフェで写真を撮ったりする人。さらに言うならぬいぐるみに個体名があったり性格の設定もあったりする。
これについては世間ででっかいおままごとをしているとかシルバニアで遊んでいるみたいなものを想像してもらえるとかなり感覚として近い。余裕があればぬいぐるみの性格を認めるまではいかずとも名前を覚えてあげるといいと思う。
もはやここまで世界観のある人にぬいぐるみにまつわるプレゼントをするのはなかなかリスキーではあるが、トイザらスとかで売ってるぬいぐるみに使えるシャンプーとかぬいぐるみを携帯するための可愛い柄の布の巾着などが無難だろう。
わたしはこの中だと若干ぬい撮り寄りの枕元ぬいぐるみ派閥なのだが、厳密に言うとぬいぐるみをフィジェットのように愛している。
フィジェット扱いなので持ち運んで触ったりしたいため外に持ち出すこともある。人生で一番ヤバかった日は職場のパソコンの前に3つも触り心地に優れたぬいぐるみの精鋭たちを並べてドラムのように触っていた。あの日のわたしは相当やり手のドラマーだったと思う。
ぬいぐるみ好きがみな「かわい〜♡」だけで持っている訳では無いのがお分かりいただけただろうか。こんな風にぬいぐるみ好きも掘り進めると意外となんか色々な理由で所持しているので面白いですよ。
そんな訳で己の好きなぬいぐるみ片手にお近くのぬいぐるみ好きと交流してみてはいかがかしら…!